増築リフォームのまとめ

こんにちは!
ラックス不動産(ラックスリフォーム)の石山です。

 

今回は「増築リフォーム」についてまとめています。

快適に暮らせていたマイホームも家族構成が変わったりライフスタイルが変化したりすると、手狭に感じ増築を検討される方もいるのではないでしょうか。

今回は、増築の際の注意点や事例についてまとめました!ぜひ参考にしてみてください(^^)

 

 

増築って?

 

まず増築の定義から。
増築とは、既存の建物の床面積増加に伴う工事を行うことです!
1番イメージされるのは、建物の間取りに延長してスペースを広げる工事だと思いますが、実はそれだけでなく平屋を2階建てにすることや、敷地内に新たな建物をつくることも、同じ敷地内に床面積が増える行為なので「増築」になるのです。
(※既存建物がある敷地内に別棟で建築する場合、建築物単位としては「新築」になりますが、敷地単位では「増築」となります。)

 

 

いろいろなケースの増築

 

先ほど説明した通り、増築にはさまざまなケースがあります。

 

・平屋を2階建てにする
・母屋とは別に離れを建てる
・部屋の一面を壊してスペースを拡張する

 

ここで気をつけたいのが、「改築」との違いについて。
増築と混同されやすい言葉ですが、「改築」は増築と異なって床面積は変わりません。
増築と改築の違いは、工事に際して「床面積が増えるかどうか」という点です!

 

例えば、リビングとダイニングの間仕切りをなくして広いLDKにする場合は、床面積はそのままで間取り変更をして住みやすくする工事なので「改築」にあたります。

 

 

増築リフォームの際の注意点

 

ここからは実際に増築リフォームをする場合の注意点をご説明します。

 

■基礎・水廻りの耐久性、構造上問題ないかを確認する

同じ敷地内に別棟を建てる以外の増築の場合、既存の建物に新しい建物の部分を足して取り付けることになるので、当然接合部分が出てきます。
この接合部分から、主に雨漏りをしたり腐敗したりするリスクが高くなります。
増築は難易度が高い工事なので、経験豊富なリフォーム会社を選ぶことが何よりも大切です。

 

さらに、耐久性・耐震性についても確認しておく必要があります。
既存の住宅が古く耐久性不足と判断されてしまうと、増築すらできないケースもあります。
既存の住宅が耐震基準を満たしていない場合には、新旧両方の耐震基準を合わせることも必要です。

 

■建ぺい率と容積率を確認する

「建ぺい率」とは、敷地面積に対して法的に建築可能な面積の割合のことを指します。
「容積率」とは、敷地面積に対して建築物の合計床面積がどのくらいあるかの割合のことです。

 

この基準を守らなければ、建築基準法違反によって最悪の場合取り壊しなどの罰則があるので注意しましょう。

 

■建築確認申請が必要かを確認する

10平方メートル以上を増築する場合には、自治体への届け出が必要になります。
これを「確認申請」といいます。

 

増築工事前に、確認申請を役所に提出し、審査が通った後に施工に入ることができるのです。

施工途中にも審査に来る場合もあります。

 

また、工事が終われば、確認申請通りの内容で工事が行われたかのチェックがあり(完了検査)、
法的に問題がないと認められれば無事、増築工事が完了となります!

 

この確認申請は、専門的な書類が多く、作成には専門的知識が必要なのでリフォーム業者にお任せすることをお勧めします。

 

ちなみに、10平方メートルとは、縦3.16m×横3.16mのスペースです。
約3坪=約6帖にあたりますので、この広さまでの増築であれば、確認申請は不要となります。

 

そして、確認申請の有無で注意しなければならない点として、防火・準防火地域では、床面積にかかわらず届出が必要な点は覚えておきましょう!

 

 

■増築後の固定資産税

増築工事を行い床面積が増えた場合、増築前に比べると基本的に固定資産税が上がる可能性が高いです。
しかし、1部屋増やす程度の増築工事であればそれほど驚くほどは高くなることはないでしょう。

 

一方で、平屋を2階建てにするなど、大掛かりな増築を行い床面積の増加も多いケースでは、固定資産税も大幅に増加される可能性が高くなります。

 

 

増築の施工事例

ラックスリフォームの実際の増築施工事例をいくつかご紹介します♪

 

・リビング増築8帖分 福山市

築3年の新築でしたが、お子様が増え手狭になられて増築工事をしました。

 

福山市リビング増築工事

・サンルームから部屋増築 福山市

既存のサンルームから、多目的に使用できる部屋に増築工事をしました。

 

増築リフォーム~将来の生活のために

 

まとめ

増築工事を行う場合は、工事前に確認しておかなければならないことや申請作業など多くのポイントがあります。
増築リフォームを成功させるためには、家の築年数や状態、構造や面積等、専門的な角度での提案をしてもらうことが重要です。

 

なお、ラックスリフォームでは、福山市・尾道市・府中市を中心としてエリアの増改築工事などのご相談に応じています。
まずはお気軽にラックスリフォームにお問合せください!(^^)!

※2023年1月1日より、「株式会社AEM不動産」に社名変更いたしました。
本ブログ内容は、当時の社名のまま掲載しておりますので、ご了承ください。

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